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熊本県新規就農者の状況

(1)新規就農者・雇用就農者の年次別推移

 平成30年度(2018年度)調査の新規就農者数(新規学卒、Uターン、新規参入、新規雇用)は、502人となり、前年より39人増加した。

新規就農者の内訳をみると、新規学卒就農者は前年同数の74人、Uターン就農者が6人減の79人、農外からの新規参入者は11人増の142人となった。

また、農業法人等への就職就農や農業参入企業に雇用された新規雇用者数は、前年より34人増の207人となった。(図1)

(2)新規就農者の内訳

 新規就農者数を就農形態別に見ると、「新規学卒」は74人(前年74人と同数・全体の14.7%)、「Uターン」は前年(85人)より6人減少し79人(全体の15.7%)、「新規参入」は前年(131人)より11人増加し142人(全体の28.3%)、「新規雇用」は前年(173人)より34人増加し207人(全体の41.2%)となった。(表1.図2)

(3)新規就農者の年齢構成

新規就農者を年齢構成別に見ると、「26歳~40歳以下」が44.4%で最も多く、次いで「25歳以下」が38.0%、「41歳~64歳以下」が17.6%の順となった。

就農形態別に見ると、「新規学卒」では「25歳以下」が86.5%を占め、「Uターン」では「26歳~40歳以下」が57.0%で「25歳以下」を加えると、40歳以下の者が77.3%を占めている。

また、「新規雇用」では、「25歳以下」が43.5%を占め、「26歳~40歳以下」を加えると約8割を占めている。(表2、図3)

(注)比率算出は、表示単位未満を四捨五入した。
このため、構成比の合計が100%にならないものがある。

(4)地域別新規就農者の内訳

新規就農者(新規学卒、Uターン、新規参入、新規雇用)を地域別で見ると、菊池地域が105人で最も多く、次いで熊本地域が78人、八代地域66人、阿蘇地域56人となった。

 就農形態で見ると、「新規学卒」では、八代地域の18人が最も多く、次いで熊本地域の15人、「Uターン」では、宇城地域が15人、次いで熊本地域11人、八代地域及び球磨地域が10人となった。「新規参入」では、熊本地域の26人が最も多く、次いで菊池地域25人、阿蘇地域22人となっている。

また、「新規雇用」では、菊池地域の63人が最も多く、次いで熊本地域及び八代地域が26人となった(表3、図4)

(5)経営類型別新規就農者数

新規就農者を経営類型別に見ると、施設野菜が172人で全体の34.3%と最も多く、次いで、露地野菜72人(14.3%)、果樹類50人(10.0%)の順となっている。畜産部門では、肉用牛が48人(9.6%)、養豚が28人(5.6%)となっている。

   なお、「新規学卒」では、施設野菜が28人と最も多く、次いで肉用牛が12人、果樹類が10人となっている。「Uターン」でも施設野菜が21人と最も多く、露地野菜が17人、果樹類が14人となっている。また、「新規参入」でも、施設野菜が58人と最も多く、次いで露地野菜が30人、果樹19人となっている。

    さらに「新規雇用」では、施設野菜が65人と最も多く、次いで養豚28人、酪農と養鶏が20人と畜産部門での新規雇用者が多くなっている。(表5、図5)

抜粋:「平成30年度 青年者農業者・新規就農者実態補完調査結果」
~新規就農者(新規学卒・Uターン・新規参入者)、雇用就農者、青年農業者~
平成31年1月
熊本県農林水産部生産経営局
(農地・担い手支援課)
一般社団法人 熊本県農業会議