年次別就農者の推移

新規就農者数は毎年300人前後

熊本県における令和4年度(2022年度)の新規就農者数は426人(うち新規自営就農214人、新規雇用212人)となっています。
新規雇用を除く新規就農者数は、ここ数年300人前後で推移していましたが、令和4年度は214人となりました。

グラフ(新規参入者の割合)

新規就農者の割合は
増加傾向。

Uターン、新規学卒者及び新規参入者の就農形態で年により割合が変化している。

グラフ(雇用就農者数)

新規就農者の就農形態別割合の比較

新規就農者の就農形態別ではその年により割合は変化しています。

グラフ
平成24年度人数
グラフ
平成30年度人数
グラフ
令和4年度人数

年齢別新規就農者の割合

新規就農者の年齢別では26歳から40歳以下がもっとも多く、約半数を占めています。

グラフ
25歳以下
グラフ
26歳〜40歳以下
グラフ
41歳〜64歳以下

新規就農者の地域別就農者数

施設園芸・平坦地域
での参入が多い傾向。

地域別の新規就農者数のうち、新規参入者は熊本、阿蘇地域で多くなっています。新規参入者にとって比較的平坦地域での参入が多いこと。また、施設園芸での参入が多いことが要因として挙げられます。

グラフ(新規就農者の地域別就農者数)
(新規雇用除く)

経営類型別新規就農者

経営類型別では施設野菜が
最も人気がある。

新規参入者の経営類型別では施設野菜がもっとも多く、全体の1/3を占めています。以下、露地野菜、果樹類と続きます。施設園芸は初期投資にかかる費用はあるものの、5年後において確実に収益が上がり、技術的にも新規参入者にも取り組みやすい作物といえます。

グラフ(経営類型別新規就農者)