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南阿蘇村 北野 暁之氏

このページでは、「就農」をすでに体験された先輩方の体験談を掲載いたします。
これから就農を目指す方はぜひご覧ください。

氏名

就農年 2016年4月(就農2年目:現時点2018.1.20)
就農地 南阿蘇村
主な作目等 アスパラガス、酒米(山田錦)
主な農業従事者 本人:北野暁之(きたの あきゆき)

就農の動機

 子供の頃から農作業の手伝いは当たり前だったので、「いつかはやりたい」と考えていました。そして、前職の公務員での転勤先の東京で働いていた時に「土」に触れているのが好きだと、自覚したからです。それと、生まれ育った地域の5年後10年後の農地がどうなっていくのか不安になり、少しでも地域の役に立ちたいと思い帰郷し、就農しました。
1.就農地と現在の経営概要について

 就農地は南阿蘇村です。アスパラ10a、水稲(酒米:山田錦)60aの面積で、すべて農地中間管理事業を介して借りています。現在、青年就農給付金事業(現農業次世代人材投資事業)の開始型を活用しながらアスパラガスと無農薬の酒米を作っています。

2.前職から就農までの経緯について

 公務員を辞め実家がある南阿蘇村の高齢化している地域で若い担い手として力を発揮したく南阿蘇村に戻ってきました。農業の技術としては、熊本農業高校卒業後、久留米の野菜試験場でいちごを研修して就職していましたが、熊本に戻ってきて熊本県立農業大学校の現実践コースで研修を受けアスパラガスをメインとして平成28年4月に認定新規就農者になりました。現在、青年就農給付金事業(現農業次世代人材投資事業)の開始型を活用しながらアスパラガス1反2畝と無農薬の酒米(山田錦)6反を作っています。農地は農地中間管理機構(農地バンクくまもと)*を介して就農しました。

3.今の作目に決めた理由と研修先について

  実家が苺を栽培していた時に毎年の苗植えがとてもきつかったので毎年、植え替えをしなくていいという点だけに着目して長く作れる「アスパラガス」に決めました。研修は、熊本県立熊本農業高校を卒業していましたが帰郷してから直ぐに熊本県立農業大学校(以後、農大と記)の実践農業コース毎週2日(現在は毎週3日)に通い基礎を一から勉強しなおしました。その時期は、自己資金で生活をやりくりしながら研修をしながら実家の手伝いをしていましたので、機械のメンテや草刈りについて農大の先生や農協部会の先輩に聞きながら勉強していました。

4.農地の取得・ハウス施設や農業機械、農舎などの資金確保

 農地に関しては、近所の方で農地を貸したい、という方がいたので役場に相談に行き「農地管理事業」を説明してもらい「農地中間管理機構」を通して農地を借りることが出来ました。ハウスは、中古で購入していますが、収益によって増やしていく予定です。
 農業機械は、実家の機械を貸借契約しており、油代プラス程度です。
 資金は、自己資金と農協からの借金です。     

5.就農前の情報収集の仕方について

 地元の先輩が農協の指導員をしていたこともあって、ネット検索で今の阿蘇農協はどんな作目に力を入れているかなどを調べました。 

6. 農業をして良かった点、苦労していることについて

 収入が安定するまではとてもきついと思いますが、自分でやりたいことを設定して、結果がどうだったか振り返り、次回はどうしようを考えられることが良い点です。 苦労している点は、なかなか計画通りにうまくいかないことです。

7.新規就農を目指す人へのアドバイス

 早め早めの相談を役場なり市役所なり農協なりにしていくことです。私の場合は最初の相談から新規就農認定まで8ヶ月ほどかかっています(早いのか遅いのかわかりません)。
最初に自分の作目がある程度決まったら、見学なり体験なりやってみて、考えていたことと実際にやってみることでの誤差を埋めていくことが大切です。
 早め早めに動くことが大事だと思います。

南阿蘇村

北野氏 南阿蘇村圃場近く