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阿蘇郡 日高 正純氏

このページでは、「就農」をすでに体験された先輩方の体験談を掲載いたします。
これから就農を目指す方はぜひご覧ください。

氏名
日高 正純氏 (26歳)
就農年 2012年1月(研修期間含む)
就農地 阿蘇郡南阿蘇村
主な作目等 ミニトマト12a(ハウス内面積) 米32a
主な農業従事者 本人
就農の動機 パティシエをしていたときに、ケーキに使用する夏のイチゴの価格が非常に高く。青森や海外から取り寄せていたことをきっかけに、熊本で夏もイチゴを生産できないかと疑問に思い、家庭菜園にとりくんで、始めて農業の楽しさを知り。農家になりたいと思い、2年後に独立就農を目指して研修を始めました。
研修の状況

2012年の7月南阿蘇村の独立就農プログラムを受け、南阿蘇村で平成15年に新規独立就農者榊氏の元で一年間トマト・イチゴ・米の栽培技術。南阿蘇村の木之内農園にてイチゴの栽培技術と観光農園のノウハウを教えていただく。
木ノ内均氏、榊敏行氏二人とも非農家の出身で自分の体験談も交えて、新規就農の心得を教えてもらい、二人とも新規就農者の育成に強い関心を持っていて、自分のような新規就農者にトラクターの操縦やビニールハウスの作り方を教えて頂くなど、一人でも独立就農できるようにアドバイスをもらった。

就農への取り組み
  • 地元の消防団に入る。
  • 土地の用意(62a)地元の方に借りる。農地は、南阿蘇村白水庁舎の役場職員からの紹介で、地元から、62a借りる。
  • ミニトマトの指導については、JA指導員等から指導を受けている。
  • 就農時期が1月だったので忙しい時期に農業以外の仕事をしないようにその他の仕事をする。
  • 地元の方に積極的に挨拶をするなど交流を図り、地域の情報等を仕入れている。
  • 初期投資を抑えるため、地元の方から譲り受けた中古の連棟ハウス(12a)を南阿蘇村の補助事業を活用し建設。また、連棟ハウスは、地元の方々からの協力を得て独自でビニールハウスを建てる。
経営の特徴
  • 誰も作ってない農産物を作る。
  • 出荷先をなるべく、手間のかからない所にして、栽培に専念できるようにする。
  • 健康に仕事をするために、睡眠・休憩・をしっかり取る。
  • なるべく出費を抑えて、生産性を増す。
  • 最先端の技術を習得するために、研修もしくは勉強会に積極的に参加する。
農業への思い

農業は楽しい。自分で計画を立てて自分のペースでできる。そして、自分で作った作物を食べてもらい報酬をもらう。こんなに自由な職業は他にはないと思ってます。
働き方にもよりますが、夏は働き冬は休む。このように自由に勤務時間を自由に、決められるのも農業の魅力だと思います。担い手の減少、生産者の高齢化、耕作放棄地、等がニュースで話題となっておりますが、自分が少しでも減らせればと思っています。

就農して苦労したこと

今就農しているのは自分一人で、何でも一人でしなければならない。ということは出荷も一人。収穫も一人。管理作業も一人。この様なことから普通の農家より、倍時間がかかるので、日々の管理が遅れてしまいがちになりやすい。農業が楽しいことには変わりないのですが、経営の楽しさと辛さがわかった。資金面で苦労することが多く、もっと資金があればもっといろいろなことに、挑戦できると思う。

新規就農を目指す人へのアドバイス

まずは、味方をたくさん作り地元に溶け込むことが一番良いと思います。農業は楽しいですがそれ以上に辛いことがたくさんあると思います。でもあきらめずに続けることが一番大事だと思います。自分のやりたい農業をなかなかできないこともあるかと思いますが、きちんと計画を立ててそれに向かって一歩づつ進んでいけばいつかできると思います。