熊本県新規就農相談ウェブサイト 新・農業人を応援します

阿蘇郡 大津 耕太氏

このページでは、「就農」をすでに体験された先輩方の体験談を掲載いたします。
これから就農を目指す方はぜひご覧ください。

氏名
大津 耕太氏 (39歳)
就農年 2003年
就農地 阿蘇郡南阿蘇村
主な作目等 水稲(無農薬米)
主な農業従事者 本人・妻
就農の動機 農業が営まれることで、農村の風景が作られていることを大学で学びました。代々続く農家の後継ぎとして、営農を続けることで、私の原風景である阿蘇の農村風景を守っていきたいと思いました。
研修の状況

叔父の優しい指導の下、実地で技術を学びました。実の親でない分、良い意味での遠慮もあったのも良かったと思います。
就農4年目に現場での経験を基に、知識も身につけようと思い、週一回、県立農大新規就農支援講座に通いました。その他これまでに、刈払い機とチェーンソーの安全講習、大型特殊と牽引の免許取得、農業簿記や法人化の研修などを受講しました。

就農への取り組み

後継者として入れたので、土地も機械も販売システムも揃っていたことは大きな強みでした。水稲は一年一作なので、「3年で当てにされ、5年で任されて、10年で頼られるようになろう」と自分で勝手な成長戦略を立てました。

経営の特徴

作付けの大部分でコシヒカリの無農薬栽培に取り組んでおり、顧客への直販を行っています。また、あか牛の放牧と繁殖も行っており、稲わらやもみ殻が飼料や敷料となり、その堆肥が再び水田に戻ってくる循環型の生産体系を形作っています。

農業への思い

農業が営まれてこその農村風景。食料やモノがあふれる今の日本において、「風景を守るための農業、農家」がいてもいいと思う今日この頃です。

就農して苦労したこと

なんといっても体が資本なので、ぎっくり腰で動けないときが一番きついです。幸い周りに叔父や妻がいてくれるので、本当に助かっています。

新規就農を目指す人へのアドバイス

農業は食料や原料だけでなく、土や水、空気、生き物、風景、さらにはエネルギーもつくる産業です。生産に打ち込みながらも、視野が狭くならないように、かつ生産と販売や、理想と現実、うまくバランスをとりながら、自分自身のあらゆる可能性にも挑戦していってください。