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[2/11(金・祝)オンラインセミナー事例発表者情報(2)橋本寛史氏(阿蘇市)トマト、スナップエンドウ、ほうれん草、カブ]

令和4年2月11日(金・祝)「【オンライン】令和3年度第2回熊本県新規就農セミナー&就農・就業相談会」新規就農事例発表者情報(2)橋本寛史氏(阿蘇市)カラフルミニトマト、スナップエンドウ、ほうれん草、カブ(文:新規就農支援センター)

※セミナー終了後、追記いたします。

橋本寛史氏(47)は関東の非農家出身で、前職は大手家電量販店勤務。

熊本は、以前の赴任先で暮らしやすいところだったので、農業をするなら熊本にしようと思い、2014年に熊本県新規就農支援センターで相談。そこで研修機関のNPO法人阿蘇エコファーマーズセンター(現九州エコファーマーズセンター)を紹介され、同センターの吉村事務局長に、インターンシップ体験や就農に向けての準備などのアドバイスを受けました。

いくつかの農業体験の中で、阿蘇の新規参入の先輩である篠原啓介さんと縁があり、篠原さんの知人である八代のトマト農業法人では、奥さんの優理さんと出会いました。その後、篠原さんから声をかけていただき、優理さんと2人で2015年1月1日篠原農園で雇用型研修を開始。1年3ヶ月の研修を経て、2016年4月1日阿蘇一の宮町で、カラフルミニトマト、スナップエンドウ、ほうれん草で独立就農を果たしました。

最初は1人で新規就農支援センターを訪問した橋本さんでしたが、今では、優理さん、2人の子供さん、猫のミーちゃん、ポンちゃん、と家族も増え、2人の通年雇用のスタッフさんも一緒に働いています。「すべては人との縁をいただきました」という橋本さん。

オンラインセミナーでは、非農家出身である橋本さんが、どうやって農地を手にいれ、新規就農を果たしていったのか、新規就農までの流れや現在の状況などをお話していただきます。(当日チャットによる質問も受け付けています。)

就農までの道筋
2014年3月   熊本県新規就農支援センターで就農相談
2014年4月   NPO法人阿蘇エコファーマーズセンターに相談
2014年5月~  さまざまな農家で農業経験
2015年1月1日 篠原農園就業開始
2016年4月   独立就農開始

経営内容(2016年4月 新規就農時)
■用地面積 50a(ハウス17a)
■労働力  本人・妻
■経営内容 カラフルミニトマト17a
■販売方法 農協経由の契約販売100%
※セミナー修了後、追記します。

作付体系 (2021年11月25日現在)
■カラフルミニトマト 定植:5月初旬~7月初旬にかけて3回にわけて行う。収穫:6月中旬から11月下旬まで
■スナップエンドウ 播種:2月 収穫:5月中旬~6月末
■ほうれん草 播種:11月中旬から2月 収穫:1月中旬~4月末
■カブ(2021年から)播種:11月下旬~12月中旬
基本的にトマトはすべてのハウスで栽培し、裏作か時期ずらしで他の作物を植えます。

橋本寛史氏(作付体系)拡大

橋本ファミリー(2021年11月25日撮影)「猫が来て、子供が生まれて、スタッフにも恵まれました。良い縁をいただいています」

インスタグラム「RadArk~ラディアーク~」

奥さんの優理さんが発信されているインスタグラム「RadArk~ラディアーク~」では日々の農作業の様子をアップされています。「女性でもできるハウス建設」なども紹介。 [アカウント名:radark2016]
この屋号で阿蘇の特産品に特化したオンラインショップ「ASOMO(アソモ)」でも販売も行っています